書評:「読書の技法」佐藤優

月平均300冊、多い月は500冊を読む著者。

 

「2種類の速読方法」「読書ノートのつけ方」等、彼が実践している本の読み方が書かれている。

 

役立てていきたい点について何点か

・本には3種類ある「簡単に読むことができる本」「そこそこ時間がかかる本」「ものすごく時間がかかる本」

・重要なことは知識の断片ではなく、自分の中にある知識を用いて、現実の出来事を説明できるようになること。

・時間の制約があるから「何をしないか」「何を読まないのか?」も大切な知の技法の一つ。

・同じ本は3回読む。1回目は線をひきながら通読・2回目はノートに重要な箇所を書き込み・3回目は再度通読。

 

今の自分に足りないものがあると自覚している方、上昇志向がある方には是非読んで欲しい1冊です。

冒頭には著者の仕事場も写真で紹介されています。

 

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

 

 

 

 

 

書評:アウトプット大全

今の自分に足りてないことが何かわかっている。

そのために本を読んだり情報を収集しているが、今ひとつ結果につながらない。

そんな人すべてに読んで欲しい本です。

 

 

著者は精神科医で読書家。

科学的な観点からアウトプットをススメております。 

「大全」と言われる通り、あらゆるアウトプットを見開き1ページ紹介しており、可愛らしいイラストが入っているのでとても読みやすい。

 

そしてこのブログを改めて書こうと思ったきっかけを作ってくれた本です。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

 

本と投資について

初ブログ。もともと、読む専門で書くつもりはなかったが、アウトプットが最良のインプットだと思うようにいたり、ブログつけます。

 

テーマは、読み終わった本について。

そして今もっとも興味のある投資について。

時々、映画とかドラマとかについて。

 

本日は、「投資家が「お金」よりも大切にしていること」(藤野英人星海社

 

良書です。

子供ができたら、中学生か高校にあがったときぐらいに読ませてあげたい。

今話題の「君たちはどう生きるか」に匹敵するくらいよませてあげたい。

 

投資とお金に対する一般的な日本人の考え方と、それを論理的に批評してます。

とてもためになるのですが、なぜだろうとても退屈に感じてしまう人も中にはいるかもしれない。

 

人気の病院の診察待合いの時か、新幹線がくる前とかのすきま時間とかに1時間くらいで読みたい。

近々帰省する予定がある人は、新幹線がくる1時間前くらいにホームに行って、この本を読んでみるといいかもしれない。

人生をかえる素敵な1時間になるかもしれない。

 

 

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

 

 

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)